バンコクの展示会で成功する方法
バンコクでもB2Bマーケティングは各社で様々なようです。
バンコクにも、BITEC、Queen Sirikit National Convention Centerなど展示会施設が完備されており、
年間でB2B関連だけでも50種類以上の展示会が開催されています。
私も、いくつかの展示会を見に行ってみました。
気が付いたこととして3点ありました。
1、 展示ブースは、商談、即売の場になっている
2、 ブースの中に入りやすい
3、 製品・サービスのプレゼンテーションがされていない
日本の展示会とは随分と雰囲気も違います。
殺気立った日本の展示会に比べると、ゆっくりとブースを見ることが出来ます。
展示会は、製品・サービスを体感する場と考えている私にとっては、展示会とはこうあるべきだなあ、と感じたのでした。
ゆっくりと見れるので、数社のブースの方に今回の出展の目的を興味本位で聞いてみたところ、
「去年も出ているから」「認知度向上」ということのようで、具体的な成果目標は無いように感じました。
ほんの数社だけの声ですから、これを全体の傾向として考えるのは問題がありますが、
そんな声を踏まえて、展示会場を見て回ってみるとそんな気もしなくもないのです。
折角のマーケティング予算で出展しているのに、もったいないなあ、とも思うわけです。
日本の展示会のようなリードジェンだけを目的とした行き過ぎたやり方も問題はありますが、
少なくとも、以下のような視点で展示会に取組んでみたらどうでしょう?
「出展の目的を決める」
・目指そうとしているゴールはなにか?
・現状の問題点はなにか?
・なにを解決していくことでゴールに近づくのか?
・来場者に伝えたいことを一言で言うとなにか?
まず、こういった出展の全体ストーリーを作り上げてみることが大事です。
「ブースデザイン設計」
デザインの派手さ、格好良さも大事なポイントですが、
来場者は、ブースデザインの良し悪しで立ち寄るわけでもないというのも事実のようです。
・出展ストーリーを実現するブース機能は何なのか。
・なにを見せているブースなのかをはっきりと明示してあげる(社名だけでは分からない)
・入りやすく、逃げやすい動線計画は意外と大事。
「運営計画」
展示会は、来場者にとって実際に製品やサービスを体感する場となります。
最高の体験ができる場を提供してあげたいものです。
・運営スタッフ全員が、ブースの目指すゴールを共有できるように。
・ひとりひとりの役割、責任を明らかにする
・来場者に対するホスピタリティをしっかりと。
・名刺情報を収集する。
「フォローアップ計画」
折角の予算で実施した展示会をやりっぱなしにしないで、しっかり成果が見えるひと工夫をしましょう。
・イベントフォローアップのための特設サイトを準備する。
・誰がどのコンテンツを閲覧、ダウンロードしたのかを把握する。
・閲覧履歴データをもとに、Marketing Qualified Leads(MQL)を生成し、営業活動に活かす。
やはり、見た目の「デザイン」で選んではいけません。
目的達成のための「全体ストーリー」がしっかりしているかどうかで選ぶことです。
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