日本のB2B展示会での来場者の声
最近の日本のB2Bの展示会をご覧になったことのある方々はよくご存知の事かもしれませんが、
もはや日本の展示ブースは「名刺獲得装置」になっている気配があります。
時には殺気すら感じるブースもあったりします。
ブースの中に入ろうにも、名刺を渡さないことには、コンパニオンの壁を突破できないようなのです。
どうしても、私たちは、出展社目線で考えてしまいがちですが、
来場者は、展示会に何をしに来ているのでしょうか?
貴重な時間を使って展示会場まで足を運んで頂いているわけですから、きっと何か目的があるのだと思います。
Bigbeatでは、日本で一番大きいと言われているIT関連の展示会で、独自に来場者アンケートを実施したことがあります。
その中の興味深いデータをいくつかご紹介します。
まず来場者は、ある程度の目的を持って展示会場に来ているということ。
意外にもというと失礼になりますが、全体の64%の来場者が、事前にWebサイトから出展社の情報を入手していることが分かりました。
さらに、予め1~5社程度のブース訪問計画もしているようです。
次に、予定をしていた企業以外のブースにも数多く立ち寄っていること。
少なくとも全部で10社以上のブースに立ち寄っているのではないかと思います。
そして、立ち寄ったきっかけとして興味深いのが「掲示されていたキーワード」が挙げられています。
これはブースづくりの上で大きなヒントになりますね。
一方で「造作で目を引いた」というのはそれほど大きなインパクトが無いことも分かりました。
ブースで配布をしているカタログなどは、ほとんど捨てられてしまうのではないか?
と思っていましたが、64%が社内での回覧などをして情報共有をしているということも分かりました。
見られているのであれば、配布する資料も、単に製品カタログでよいのか?
と言ったことも大いに工夫をする必要がありそうです。
ブースで配布をしているカタログなどは、ほとんど捨てられてしまうのではないか?
と思っていましたが、64%が社内での回覧などをして情報共有をしているということも分かりました。
見られているのであれば、配布する資料も、単に製品カタログでよいのか?
と言ったことも大いに工夫をする必要がありそうです。
ブースで配布をしているカタログなどは、ほとんど捨てられてしまうのではないか?
と思っていましたが、64%が社内での回覧などをして情報共有をしているということも分かりました。
見られているのであれば、配布する資料も、単に製品カタログでよいのか?
と言ったことも大いに工夫をする必要がありそうです。