もはやソーシャルメディアというものは、私たちの生活の中の一部となり、なくてはならないものになって来ています。
ほんの10年ほど前には想像もできなかったことです。
いろいろなソーシャルメディアが世の中にありますが、皆さんは、いくつ使っていますか?
代表的なものだけでも、Facebook、Twitter、Instagram、Linkedin、LINEなどがざっと挙げられます。
国によっても、これらのソーシャルメディアの利用度合いが違いますが、
タイでは、Facebook、Instagram、LINEの利用が多いようです。
日本でもようやくソーシャルメディアのビジネス活用を始めましたが、
タイでは、このあたりはもっと進んでいるようで、ビジネスでのコミュニケーションもごく普通にソーシャルメディアを使ってますね。
Bigbeatでは、昨年の5月にベトナムのホーチミンで開催をされたB2Bの展示会で、
独自に来場者アンケート調査を実施しました。(調査結果は以下のサイトでご覧になれます)
https://www.bigbeatinc.com/blog/detail/0000000012
実に53.5%が情報収集のメディアとしてソーシャルメディアを活用し、
さらに80.7%がFacebookを利用しているということが分かりました。
タイとベトナムでの違いも当然あるかと思いますが、全体傾向として大差はないと思います。
何かを調べる時に、私たち日本人はGoogleなどの検索エンジンを使うことが一般的ですが、
タイの人たちはソーシャルメディアで調べます。
例えば、「インバウンドマーケティング」をFacebookで調べてみると
それに関連する会社、グループ、記事コンテンツ、動画など相当数が表示されます。
何で調べようが、構わないのですが、何が言いたいのかというと、
タイの人々はビジネスにおいても、Facebookという蛇口から情報を取り出しているので、
企業は彼らに見つけてもらえるようFacebookに情報を充実させておかないとならないのだということなのです。
これは好きとか嫌いとかの問題ではなく、デジタルの出現によって、
コミュニケーションの主導権は買い手側に持って行かれてしまっていますので、
売り手側でコントロールすることはもはや不可能です。
自分たちは、これまで通りホームページだけで大丈夫、と思ってはいけません。
しかもそのホームページには、会社案内とカタログのストックコンテンツしか載せていなかったりします。
これでは誰にも見つけてもらえない情報(会社)になってしまいます。
とは言え、どうやってソーシャルメディアをビジネスで活用するのか、
何でもいいからFacebookページに記事を挙げているだけでは、見つけてもらえません。
やはりコンテンツの質は大事なようです。
私たちは、縁あってニール・シェーファー氏による「米国B2B企業のソーシャルメディア活用最新事例」
というセミナーを開催したことがあります。
彼はForbes誌の「もっとも影響力のあるインフルエンサーTOP50」に選出されています。
当日の講演内容をまとめた資料を以下からダウンロードしてご覧頂ければと思いますが、
ポイントとしては、「コンテンツの9-1-1のルール」と「従業員アドボカシー」です。
デジタルな時代のB2Bマーケティングで求められていることは
「顧客とつながること」「見つけてもらえるようにすること」そして「シェアできること」だと言われています。
皆さんの会社はこの3つに応えられているでしょうか?
ちなみに私の会社はまだまだです。
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