セミナーでのアドボカシー成功事例
セミナーは、B2Bマーケティングで、とても重要度の高いアクティビティです。
お客様と直接会うことができる、さらにはお客様が能動的に参加をしてくれているところがポイントですね。
そこから新しい顧客の開拓や売上に繋がるということを大いに期待できます。
しかし、実際にはどうでしょうか?
セミナーに参加してくれている方は、いつもと同じ方々で、
セミナーからの成果が見えにくいなどといったことはないでしょうか?
恐らく多くの皆さんが、セミナーでの課題を抱えているかと思います。
今回は、セミナーでのある課題を改善することができた会社様の事例をご紹介します。
この会社は毎年、ユーザーを対象に1000名ほどのセミナーを開催していましたが、
以下のようなことを課題として持っていました。
・リピーターは多いものの、新規の参加者数が増えていない(いつも同じ人)
・外部メディアを使って集客をしてみたが、効果が得られなかった
・参加者の満足度は高いが、同一企業からの参加者数の増加にはつがっていない
・顧客企業内での参加の「お見合い状態」が発生しているらしい
そこで、私たちは、社内の「お見合い状態」に着目し、
参加登録して頂いた方に、同僚をご紹介頂くことで参加しやすい仕組みを作ることにしました。
参加登録した方が、参加したことがない方を紹介し、紹介された方も申込みをした上で、出席すれば、
ご紹介者と参加者にお礼を差し上げるフレンドシップキャンペーンです。
弊社のイベント運用システムにフレンドシップ(紹介)機能を搭載して、
なるべくシステム的に処理が出来るようにしました。
結果として、このフレンドシップキャンペーンから新たに登録された人数は
全体来場者の20%ほどにあたる200名強があり、
さらに当日、来場した人数は、そのうちの80%にあたる160名ほどだったのです。
結果として、これまで集客のために掛かっていた広告費も大幅に削減することが出来た上に、
リーチ出来ていなかった層の方々、隣の部署の方々などに参加してもらうことが出来たのです。
そして紹介された人の出席率は、一般の参加者の出席率に比べても格段に高くなることも分かりました。
このようにB2Bビジネスにおいては、口コミによる影響が意外にも大きく、
その中でも同僚からのお勧めなどを重要視している傾向があるようです。
まさに「参加者のアドボカシー」を活用した成功事例ではないかと思います。
(出典:B2B Marketing)
セミナーを開催する上での課題は、皆さん大なり小なりお持ちかと思います。
それはなぜ起きているのか?どこに原因があるのか?を考えてみることが大事です。
この事例のように、ちょっとしたアイディアと工夫で、
費用的にはそれほど大きなコストを掛けなくても大きな成果を獲得することも可能です。
セミナーを計画される時に、どのような視点で組み立てて行けばよいのかを
「セミナーで成果を出すための5つのステップ」
という資料にまとめてみました。
以下よりダウンロードできますので、是非、ご参考にしてみて下さい。
”B-marketingサービス”資料ダウンロードフォーム