2023.02.05

ICHI

建設現場のプロジェクト管理の効率化を支援するアプリ「KANNA」

2022年11月23日~25日にタイのバンコクにて開催されたDigiTech ASEAN Thailand 2022の初日に、株式会社アルダグラムの代表取締役(CEO & Co-Founder)の 長濱光氏をお招きし、展示会場内のメインステージでご登壇いただきました。
建設現場のプロジェクト管理ソフト「KANNA」の開発元である株式会社アルダグラムは、2019年5月8日に創業し、「KANNA」の販売を開始。その後、日本で高い評価を獲得し、現在、日本国内では9,000社以上のユーザー企業があり、フィリピン、オーストラリア、ベトナム、インド、ドバイ、ケニア、ウガンダ、イギリスなど、多くの海外の国で利用されています。

日本の建設業界では、人手不足や高齢化など様々な問題から、建設現場のデジタルトランスフォーメーションが求められており、その中で「KANNA」は注目をされています。

長濱氏は、多くの建設現場の問題点として、情報が分散しているため業務に無駄が多く、コミュニケーションが非効率になっている点だと言います。データの保管場所が分散しているので、定期的に各対象者の情報を確認する必要があるため、 非効率な業務になっていると考えられます。また、情報が可視化されていないため 質問や確認のたびに、電話、チャットツール、Eメールなど、様々なコミュニケーションチャネルを活用しなければならず、非効率が発生します。点在していたデータを一箇所に集約し、様々なコミュニケーションチャネルで情報伝達していた混乱を解消するために、「KANNA」を活用することで、すべての情報を一元管理することができます。さらに、ユーザーは「KANNA」で、わずか1分で写真付きのレポートを作成することもでき、紙での報告書やExcelでの報告書に代わってデジタル報告書で簡単に作業の進捗状況をレポートすることができると説きます。

その後、長濱氏からは、「KANNA」の5つの活用ポイントを写真付きで解説され、アプリケーションの操作性の高さを熱く語って頂きました。

1. 簡単なプロジェクト検索

ユーザーは、過去のプロジェクト、現在進行しているプロジェクト、これから始まるプロジェクトなどを簡単に検索することができ、しかも、セキュアな環境でどこからでもアクセスすることが可能です。

2. プロジェクトのメンバーとのドキュメント共有

ユーザーは常に最新版の資料を見つけることができます。最新の資料はトップに表示され、検索や利用がしやすくなっています。

3. 関連プロジェクトの具体的な施工イメージを共有・閲覧

ユーザーは写真を撮って、「KANNA」のアプリケーションに取り込むだけで、システムは関連するプロジェクトのみを保存し、これらの写真データを関連する担当者と期限なしで、常に共有することができます。

4. プロジェクトメンバーとのコミュニケーション

ユーザーは関係するチームとのコミュニケーションで、メッセージが誰に読まれたかをすぐに確認することができます。

5. デジタルレポートの作成

「KANNA」のレポート生成機能で、ユーザーが自分でデジタルレポートを簡単に作成することができます。もう、紙やExcelのレポートを作成する必要はありません。

最後に長濱氏は、講演の参加者に対してお礼を述べ、「KANNA」がタイの建設現場の業務効率化を大きく改善し、タイの建設企業のビジネスの成功に貢献していくことを約束しました。

「KANNA」にご興味のある方は、以下の製品サイトよりお問い合わせください。